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能代プロジェクションマッピング

STUDIO FNCのライフワーク、秋田県能代市の夏の恒例イベント

秋田県能代市。STUDIO FNCにとって、第二の故郷でもある。この地は、代表の青田が2016年から2年間、総務省事業の地域おこし協力隊で赴任していた地である。能代市には、JAXA燃焼試験場があり、その関係から宇宙の街としても知られています。毎年夏に行われる「のしろ銀河フェスティバル」は、30年以上の歴史あるイベントである。STUDIO FNCでは、2016年から参加させていただき、プロジェクションマッピングを実施している。毎年恒例となったこのプロジェクションマッピングは、STUDIO FNCにとってはライフワークのような活動であり、能代市や、秋田県北地域の子供達に宇宙と、地域の素晴らしさを公開し、夢と希望を与えるための社会貢献活動として、実施を継続しています。

なお、2020年、2021年は新型コロナウイルス感染症の影響でイベントが中止となっております。

2019 NOSHIRO STAR NIGHT QIZU SHOW

2019年8月17日(土)19:00〜20:00/能代市立能代第一中学校壁面

真夏の夜空の下、クイズショーを実施

秋田県能代市で開催される「のしろ銀河フェスティバル2019」にて、毎年恒例となった夜のイベントであるプロジェクションマッピングを今年も、開催。テーマは「銀河系クイズショー」。

毎年、物語で実施してきた内容を一新。今年は、宇宙・銀河、さらに今話題のはやぶさ2まで、様々な問題をJAXA監修の元、制作しました。

2018 真夏のながれ星-1/10,000,000,000の奇跡-

2018年8月18日(土)19:00〜20:00/能代市こども館

能代市を舞台にした不思議な宇宙人たちの物語

2018年夏。地元、秋田県立金足農業高校野球部が秋田勢としては103年振りの甲子園の決勝へと駒を進めていた最中で、素敵な時期に秋田に滞在出来たことも本当に幸せだった。

秋田県能代市で開催された「のしろ銀河フェスティバル2018」でのプロジェクションマッピング。3年前、秋田県能代市に移住した私は、その夏、まだ何も知らない状態で初めて、そのイベントに参加。1人でやったことのなかったプロジェクションマッピング。その時、大失敗をして今でもその気持ちは忘れることがない。その大失敗をバネに、昨年は、反省点なども修正し、更に規模を拡大して実施。その挑戦は大成功で終わった。そして、今年も手掛けさせていただくことが出来、実に半年の間、製作を続けて来た。

今年のテーマは、銀河。大きな壁に投影し、星空の下で見ることが出来る絵本というイメージで、完全オリジナルストーリー。ストーリーは、地球から遥か離れた惑星に住むフップくんが、地球の秋田県能代市の風の松原に不時着してしまい、そこにたまたまいた宇宙を研究している野口博士(カモシカロー)と出会い、宇宙船を修理する。しかし、高度な文明の違いで修理出来ないため、昨年まで能代に住んでいた宇宙人、星野シローに助けを求めるという物語。その物語の中には、今の地球の環境問題なども入れ込み、子どもたちが見ても、大人が見ても楽しめる物語になった。

また、JAXAのはやぶさ2を作ったメンバーの1人でもある細田先生に前半の講演に出演していただき、はやぶさ2の秘密や、惑星のお話をたっぷりとしていただいたり、ストーリーの合間にははやぶさ2クイズを差し込み、子ども達は大盛り上がり。

半年の間、製作には大変な作業もたくさんあって、無事に本番を迎えることが出来るか不安もありつつだったが、無事に成功してホッした。最後に来場してくださったお客様たちに拍手をもらえた時は本当に感無量だった。

ストーリーの製作、イラストの製作、動画編集やナレーション、声まで全てSTUDIO FNCの青田・富田の2人で仕上げた。半年進めて来たものがたったの30分で終わってしまう。その儚い時間は、流れ星のようである。しかし、年々、このイベントに関わってくださる方々増えて来て、嬉しい気持ちで満たされる。このような環境を提供し続けてくださる能代市役所をはじめ、のしろ銀河フェスティバル実行委員会のみなさま、JAXA宇宙航空科学研究所のみなさま、そして、能代市民のみなさまに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

こんなにも素晴らしいイベントが開催できること、そして何よりも能代の子供たちを素敵な笑顔に出来て、ワクワクさせることが出来ること、これが本当に醍醐味なのだと思う。これからもずっと、能代にこうして来ることが出来ますようにとイベント終わり、満点の能代の星空にお願いしたのは今だから話せること。

2017 NOSHIRO GALAXY NIGHT -さらば、星野シロー-

2017年8月20日(土)19:00〜20:00/能代市こども館

マッピングとステージ、2つのショーで会場を盛り上げる

2017年8月20日、暑い日差しが降り注ぐ1日となった秋田県能代市。STUDIO FNCは、2年目のチャレンジの日を迎える。昨年、同じ場所で、初めてミニプロジェクションマッピングを実施した。大きな課題を残す結果となってしまい、非常に辛い思いをしたことが蘇る。本当に悔しい思いもあり、初めて全てが失敗だった出来事だった。今年、いよいよ再挑戦となるこのプロジェクションマッピングは、昨年よりも規模を拡大、そして、高出力のプロジェクターに、完全な音響、照明をセッティング。そして、内容は、全編アニメーションで製作ということになった。

秋田県能代市は、JAXA能代ロケット試験場があるため、宇宙の街としても知られている。もちろん、鹿児島の種子島などには及ばないが、それでもここは、宇宙に少し近い街である。今回の会場は、能代市子ども館。昼間は、子供達がたくさん訪れ、遊んだり、学んだりする施設である。館内にはプラネタリウムもあり、非常に充実した設備がある建物である。その西側の壁面を利用して、実施することになった。

このような壁に映し出す場合、専用のアプリケーションが必要となる。そのため、プロジェクションマッピングを行うにあたって必要なアプリケーションは、現在、メジャーなものは日本国内にはなく、海外から取り寄せるということになってしまう。代理店を利用し、そのアプリケーションを入手、そして、その日から使い方を覚えていかなければならないという課題が新たに発生した。

今回使用したのは、MadMapperという海外製のソフトで、もちろん日本語版はないため、英語版のみとなる。現在、メジャーに発売されているマッピング用ソフトとしては、一番手に入れやすい金額である。代理店を利用するよりも、直接ページから購入すれば、ユーロが安い場合だったら、安く手に入れることが出来るかもしれない。

当初、アニメーションと実写を合わせたもので行こうと考えていたのだが、内容を考えた結果、全編イラストアニメーションで製作することにした。イラストアニメーションも、描きあげて動画を製作し、更に、それを映し出すためのアプリケーションを覚える。同時進行で進めて行く内容は、非常に大変で、製作期間は3ヶ月間を要した。

そして、実際の機材を使用してのテストが、前日のみしか行えないということから、それまでは、実際の建物の模型を製作し、そこに投影しながら、バランスを見て、製作を進めていった。

今回、イラスト製作には、代表の青田と富田の二人三脚で進めていった。描き始めてから、2ヶ月。ようやく、物語の内容の骨子が決まり、イラスト製作もなんとか完成した。ここまで描いてきたものが、今度は、巨大な画面で映し出されるとなれば、ドキドキワクワクするものだが、今回は、そんな暇さえもなく、あっという間に前日を迎えた。

前日、当初映し出す予定だった窓面に映すことが出来ず、その奥にある広い白壁へと投影場所を変更した。しかし、その場所変更が非常に立体感を生み出し、そして、臨場感を出すことに成功した。

当日、夕方から、設営を開始し、いよいよ本番を迎えた。MCは、FNC ALL STARSの山崎ジェシカが担当、そして、会場内の記録撮影には、副代表の臼木が担当した。また、前日から当日までの間は、青田のサポートも同時にした。オールSTUDIO FNCで、望んだイベントは、大成功に終わった。涙が出るほどの成功だった。昨年の大失敗が本当に報われた瞬間だった。

こうして、秋田能代での最後の大きなイベントが終了した。この場所で、自分が実施出来る最後の大きなイベントだった。

自分は、この夏が終われば、この地を去ることになる。1年半という短い期間ではあったが、非常に充実した内容の濃い移住生活でもあった。技術的に進歩したかは正直、自分では判断出来ないが、1人でも街の人々がこの日の出来事を記憶に残してくれていたなら、それだけで良かったと思える。きっと、いつの日か、また、秋田に能代に来た時、我々は、間違えなく思い出すはずである。

想い出と、さんざめく記憶と共に、終わって暗くなった会場の空には一面、星空が広がっていたことも忘れない。

2016 能代プロジェクションマッピング

2016年9月3日(土)18:30〜20:00/能代市こども館/夜の部「夜空の遊園地」内で実施

初のプロジェクションマッピング

2016年9月3日に能代市子ども館にて、行われたのしろ銀河フェスティバル夜の部「夜空の遊園地」のミニプロジェクションマッピングを行いました。主演は、能代市在住宇宙人の星野シローさん。宇宙を旅する物語となりました。また、最後には、星野シロー体操第一もあり、見ていた人たちからは、笑顔が見ることが出来ました。

STUDIO FNCの新挑戦は、反省点や課題も多くありましたが、この機会を頂けたことを感謝しています。

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